23rd 8 月 2008

ハッスルサーバーを選んだ理由

このページでは私がハッスルサーバーを二重化メールサーバーのセカンダリー・メールサーバーに選んだ理由を述べていきます。

最初に誤解のない様に述べておきますが、このページでは数あるレンタルサーバーからハッスルサーバーを選択したという長所の観点と、プライマリーではなく、セカンダリー・メールサーバーにしたという短所の観点が交錯するため、かなり辛口の評価になっていると思います。
しかし、それは月額にして5倍近い差があるプライマリー(エックスサーバー)と比較しての不満であり、そのコストパフォーマンスを考えれば十分に納得できる不満である事も事実です。

人気ブログランキングに参加しています。

選んだポイント

    良かったこと

  1. 月額208円のレンタル料金
  2. メールアカウントの追加が無制限
  3. 32個まで独自ドメイン・サブドメインを追加可能
  4. PHP、CGI、MySQLが標準装備
  5. ドメイン名を複数から選択可能
  6. メーリングリストを利用可能
    悪いところ

  1. メールアカウントがドメイン共通
  2. APOP も POP over SSL もサポートしていない(多分)
  3. SSLをサポートしていない
  4. 一度選択した契約期間を後から変更できない
  5. 後から追加する独自ドメインが最初のサブドメインのサブディレクトリになってしまう
  6. 容量が500MBで固定
  7. 追加できる独自ドメインの数が延べで32個まで

  8. 以下、それぞれを簡単に説明します。

【良い】月額208円のレンタル料金

なんといっても、ハッスルサーバーの一番の目玉はここではないでしょうか?
500MBの容量が使えて、月額208円!!
驚異的と言っても良いコストパフォーマンスだと思います。

【良い】メールアカウントの追加が無制限

ハッスルサーバーもメールアカウントを、基本料金のみで無制限に追加できるんですよね。
まあ、私の場合は必須条件ともいえるものでした。

【良い】32個まで独自ドメイン・サブドメインを追加可能

無制限ではないですが、個人で使用することを前提とすれば、32個も独自ドメインを使用できれば充分だと思います。

【良い】CGI、PHP、MySQLが標準装備

月額208円の追加料金なしで、CGIやPHPはおろか、MySQLまで使用できるのです。

【良い】ドメイン名を複数から選択可能

最初の登録時にハッスルサーバーの用意したドメイン名でサブドメインを取得するのですが、そのドメイン名は以下の数種類の中から選択する事が可能です。
なので、hustle.ne.jp というドメイン名に抵抗を感じている方も、他のドメイン名で使用可能です。

  • hustle.ne.jp
  • qee.jp
  • arrow.jp
  • sblog.jp
  • poo.gs
  • web6.jp
  • web9.jp

【良い】メーリングリストを利用可能

私は今のところ使う予定がないので、個人的には魅力を感じないものの、使う人にとっては魅力的ではないかと思い、リストアップしました。

【悪い】メールアカウントがドメイン共通

ハッスルサーバーに登録したユーザーID単位で、メールアカウントが共通になっています。
つまり、複数のドメイン・サブドメインを登録している状態でメールアカウントを追加すると、作成されたそのアカウントのメールアドレスはドメイン・サブドメインの数だけ存在し、メールボックスは全メールアドレスで共通となります。いわばエイリアス(別名)みたいなものです。
イメージ図を書いてみましたので、こちらをご覧ください。

ハッスルサーバー メールアカウント仕組み
ハッスルサーバー メールアカウントメールアドレスの関係
エックスサーバー メールアカウントメールアドレスの関係
ハッスルサーバー メールボックス仕組み
ハッスルサーバー メールボックスとメールアドレスの関係
エックスサーバー メールボックスとメールアドレスの関係

【悪い】APOP も POP over SSL もサポートしていない(多分)

ホームページ上の情報と実際にテストしてみたところでは、POPアカウントのパスワードを保護(暗号化など)する様な仕組みはないように見えます。
これは、メールクライアントソフトを使用してメールを読む人々にとっては、セキュリティ上致命的に弱い部分だと思います。
この件に関しては、近い内にサポートに問い合わせて追加情報を載せます。
(済みません、セカンダリーとしてしかみていなかった為、今まで確認をおろそかにしてました。)

【悪い】SSLをサポートしていない

共用SSL/独自SSL含めて一切サポートしていません。
つまり、Webサーバーとしても情報発信がメインで、個人情報などの保護を必要とするような情報を扱うサイトを作るには無理があります。
(まあ、そういうサイトを作る人は、このレベルのサーバーはそもそも眼中に無いとは思いますが。)

【悪い】一度選択した契約期間を後から変更できない

無料お試し登録時に決済方法と契約期間を選択するのですが、どちらもあとから変更する事が出来ません。
決済方法(銀行振込か、クレジットカード)はともかくとして、契約期間(3ヵ月、6ヵ月、12ヵ月)は、それによって月額料金が異なってしまうので、厄介だと思います。
つまり、お試し期間中に性能その他を確認しきれずに、とりあえず最短の3ヵ月で契約して様子を見たくて3ヵ月契約にすると、その後ずっと月額料金が208円ではなく、333円になってしまう。
再度言いますが、これを選択するのは無料お試し期間登録時なんですよね。決済期間/方法なんて本契約時でいいじゃんって思うんですけどね。
※お試し期間登録時にはカード番号は入力しないので、自動的に本契約なるとかいった問題はありませんが。

【悪い】後から追加する独自ドメインが最初のサブドメインのサブディレクトリになってしまう

ハッスルサーバーで独自ドメインを運用する場合、ドメイン毎にWeb公開用ディレクトリを自分で割り当てるのですが、その場所は、ハッスルサーバー登録時取得した初期サブドメインのWeb公開用ディレクトリの配下になっています。
これにより、初期サブドメインの後ろに独自ドメイン用ディレクトリを入力された場合、独自ドメインのコンテンツが初期サブドメインのコンテンツであるかの様に表示されてしまいます。
例えば、初期サブドメインが sothailo.qee.jp で、追加の独自ドメインが sothailo.com (ディレクトリ名も同じ)だった場合、 http://sothailo.qee.jp/sothailo.com/ と http://sothailo.com/ が同じ内容になってしまうのです。
以下が簡単なイメージ図です。

ハッスルサーバー ディレクトリ構成
ハッスルサーバーのディレクトリ構成例
エックスサーバーのディレクトリ構成例

【悪い】容量が500MBで固定

使用できるディスク容量は500MB固定で、追加する事ができません。
しかも、ハッスルサーバーが用意しているコースはただ一つしかない為、上位のコースへ移行といった選択肢もありません。
つまり、ハッスルサーバーの用意しているサービスに限界が見えてきたら、他のレンタルサーバーへ移るしかないと言う事でしょう。

【悪い】追加できる独自ドメインの数が32個まで

良い点に上げた32個までのドメイン数を、なんで悪い点にもあげるんだ? と言った感じもありますが、
悪い点としてあげたいのは、32個そのものではなく、それが削除ドメイン数も含む点です。
ハッスルサーバーで登録できる32個というのは、過去に削除したドメイン数も含めての数になります。
例えば、10個の利用中ドメインと22個の削除済みドメインがあった場合、これ以上新しいドメインを追加する事は出来ないのです。
また、追加したドメインのWeb公開用ディレクトリを変更することはできますが、ドメイン名を変更することはできないので、ドメインを追加する際はつい慎重になってしまいます。

全般的な評価

私は本サイトで何度も申し上げている通り、エックスサーバーとハッスルサーバーを使って二重化(冗長化)メールサーバーを構成しました。
その関係もあって、ハッスルサーバーの評価をする場合、どうしてもエックスサーバーとの比較になってしまい、欠点に目がいってしまいしまいがちです。
しかし、ハッスルサーバーは何と言っても月額208円のハイコストパフォーマンスサーバーなので、これらの欠点を補って余りある魅力があると思います。
特に大量(32個以上)のドメインやDBを駆使するようなことのない、一般の個人ユーザーにとっては価値のあるサーバーだと思っています。
ただし、中小や零細も含めて、企業のメインサーバーとして使うには、メールアカウントのパスワードが保護されていない件や、SSLがサポートされていないところから、あまりお薦めは出来ません。(単なる情報発信型のWebサーバーとして使うだけなら別ですが。)

最後に、障害・トラブルに関してですが、私がこれまでに使用した3ヵ月の間、障害には一切あっていません。
また、使い方が判らず苦労したこともありませんでした。
非常に使い易いサーバーだと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。
人気ブログランキング::この情報が役に立ったらクリックをお願いします。。



ハッスルサーバー

ハッスルサーバー


5 Responses to “ハッスルサーバーを選んだ理由”

  1. REY Says:

    こんばんは。「エックスサーバー」の検索で辿り着きました。
    私も「エックスサーバー」と「ハッスルサーバー」(+ロリポップ)を使用していますので参考になりました。

    ただ、このページに表示されている画像の下にある説明文(エックスサーバー メールアカウントメールアドレスの関係 等)は おそらく「ハッスルサーバー」についての画像の説明だと思います(画像のプロパティでそうなっていますので…)。

    このコメントはお読みになられたら削除していただいても宜しいかと思います(^^;)

    貴重な情報を有り難う御座いました_(._.)_ヾ ぺこり

  2. チカマオ Says:

    REY様
    コメントありがとうございます。

    ご指摘の件、確かに間違えておりました。恥ずかしながら今まで全く気がつきませんでした。

    大変貴重なコメントですし(^^ゞ、今後の教訓のためにも、公開させて頂きます。

    本サイトがお役に立てた様でなによりも嬉しい限りです。
    今後も宜しくお願いします。

  3. むっちゃん Says:

    私もハッスルサーバーを活用して3年になります。
    削除済みのドメイン数だけは納得いかないですね。

    ほかのは安く提供するからには仕方がないって思うのですけどね^^;

  4. チカマオ Says:

    むっちゃんさん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    返事が大変遅くなって申し訳ございません。

    やっぱり、そうですよね。
    ハッスルサーバーは値段も手ごろで非常に良いサーバーだなと思うのですが、ドメイン数に削除済みも含めているのは納得いかないですよね。
    有効ドメインのみで32個ならまだいいんですが、削除済みも含められるとなると、テスト用とかを、そうおいそれと作れないんですよね。・・・特に私は貧乏性なもので・・・

  5. こなん Says:

    他にも、wwwありとwwwなしでは別ドメイン扱いになるため、両方登録することを考えるとマルチドメインの最大は16個となってしまうという欠点もありますね。

    格安サーバーでマルチドメイン対応のものを調べていると、ミニムというものを見つけました。
    マニュアルがとてもpoorなのが心もとないですが、メール対応は非常に早く(ハッスルサーバーは評判では早いと書かれているのですが返事が来ません)、現在お試しで使っているところです。

コメント