19th 8 月 2008
エックスサーバーを実際に使ってみて
このページでは私が実際にエックスサーバーに登録して、感じた長所・短所に関して、忌憚なく述べていきたいと思います。
みなさんがエックスサーバーを選択するか、しないかに関わらず、これが皆さんのエックスサーバー検討の有益な情報になれば私も嬉しい限りです。
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お試し期間に登録
前ページでも書いたとおり、いくつかの不安要素も含めて、最終的には実際に自分で使ってみなければ、何事も判らないだろうという結論に至りました。
幸い、エックスサーバーには、最大10日間の無料お試し期間がありますので、それを使ってどんな感じか確認することにしました。
登録自体は特に迷うところもなく、簡単に登録できました。
なお、お試し期間登録についてはこちら
「エックスサーバー」から、
登録方法の詳細手順に関しては
「エックスサーバーの無料お試し期間申し込み手順 」を
ご覧ください。
お試し期間の実際
無料お試し期間に登録をして、半日もしない内にサーバーの設定が完了したとのメールがあったので、さっそく本格的にエックスサーバーを使おうと思ったら、大変なことが判りました!!
エックスサーバーのお試し期間では、メールサーバー関連の機能は一切使う事ができないのです。(Webサーバーとしては問題なく使用できます。)
私の元々の目的は、メールアカウントを自由自在に追加削除できるメールサーバーの入手でしたので、これでは、全く何もできないのも同然です。
ちなみに、後で知ったのですが、ハッスルサーバーでもお試し期間中はメールサーバーの機能は使えませんので、これが普通なのかもしれないです。
しかたがないので、コントロールパネルの操作性を確認し、簡単なWebページを作って最低限の確認を行った後に、すぐ支払いを済ませて本契約に移行する事にしました。。
なお、コントロールパネルの操作に関して迷うところもなく、結構使いやすいコントロールパネルだと思います。
強いて言えば、コントロールパネルの左下にドメインを選択するコンボボックスが存在しており、全ての操作は選択したドメインに対して働く事になる為、操作途中でドメインの選択ミスに気づいて最初の画面まで戻る事はありました。例えばドメイン選択をしないままメールアカウントの追加をしようとして、途中でドメインが違う事に気がつき、最初の画面まで戻ってドメインの選択からやり直すとか。
また、テスト用Webページで確認したところ、快適に表示され、確かに回線が高速である事も感じられました。
実際に使ってみて良かったところ
いよいよ、本契約を済ませ、メールサーバーも含めた全機能を使用できます。
実際に使用してみての感想は以下の通りです。
以下、それぞれを簡単に説明します。
【良い】ドメインごとに完全に独立したメールアカウント
まあ、本来ごく普通の話だと思うのですが、違っていたサーバーがあったもので書きました。
独自ドメイン/サブドメイン毎にメールボックスが完全に独立したアカウントが作成できます。
つまり、sothailo.com と sothailo.xsrv.jp という二つのドメイン・サブドメインを持っている状態で、xtaro というメールアカウントを sothailo.com に作っても、xtaro@sothailo.xsrv.jp というアカウントは作成されません。
また、続いて xtaro というアカウントを sothailo.xsrv.jp に作っても、先ほどの xtaro@sothailo.com とは完全に事なるアカウントとして作成されます。
【良い】独自ドメインの登録が自由にできる
独自ドメインをエックスサーバーに追加する際に、その独自ドメインのネームサーバーをエックスサーバーに向けるように設定する必要はなく、いつでも自由に独自ドメインの追加登録ができます。
【良い】全ての(サブ)ドメイン用ディレクトリが対等に独立している
お試し期間で最初に作成したエックスサーバーのサブドメイン(xxx.xsrv.jp)を含む全ドメイン用のディレクトリは、(サブ)ドメイン名をディレクトリ名とした同レベルのサブディレクトリとして作成されます。
Web用に公開するファイルをおく public_html もドメイン名のサブディレクトリ配下に作成されるので、各ドメインのファイルが交錯するようなこともありません。
例えば他のサーバーでは、最初のサブドメイン用ディレクトリが最上位に存在して、後から追加した独自ドメインが最初のサブドメインのサブディレクトリになってしまうところがあります。
これだと、最初のサブドメインのURLの後ろに独自ドメイン用のディレクトリを入力されたら、独自ドメインのコンテンツが関係ないはずの最初のサブドメインの配下であるかの様に表示されてしまうのです、
例えば、最初のサブドメインが sothailo.qee.jp で、追加の独自ドメインが sothailo.com でディレクトリも同じ だった場合、 http://sothailo.qee.jp/sothailo.com/ と http://sothailo.com/ が同じ内容になってしまうのです。
以下が簡単なイメージ図です。

エックスサーバーの場合のディレクトリ構成

ドメインでディレクトリが完全独立していないサーバーの一例
【良い】快適な高速表示
エックスサーバーのホームページでも国内高速128Gバックボーンをうたっているだけあって、Webブラウザで自分のページを見ても快適に表示されます。
【良い】普通品質のサポート
後述するメール受信に関して、メールで質問をしました。
契約前にネットで調べて悪評を数多くみていましたが、懸念していたような対応の悪さも無く、非常に普通の対応をして頂きました。
これなら特に問題なく長期に渡って使っていけそうです。
【悪い】SMTP/POP/IMAP over SSL で、なりすまし/改ざん防止に未対応
これ、結構期待していただけに残念でした。
メールシステムって、いまだに何のセキュリティも施されずにネットワーク上を流れてしまうので、私は昔から簡単に暗号化してくれるツールが欲しいなと思っていたのです。
そうは言ってもメール全体を暗号化しようとすると専用ツールなりを送受信相手にも導入してもらう必要があるので、手軽にできるところで、メールサーバーとクライアント間をパスワード/メールデータともに暗号化したいと思っていました。
POP over SSL はそんな私にうってつけだったのですが、エックスサーバーの * over SSL は共用SSLを使用している為、暗号化のみ有効で、なりすましと改ざん防止には未対応だったのです。
まあ、共用SSLのみ対応という時点で気がつかなかった私の知識不足ですが。
※ SMTP/POP/IMAP over SSL というのは、Webで広く利用されているSSL技術を使って、メールサーバーとメールクライアントの間で安全にデータをやり取りする仕組みです。
このSSLはデータの安全性を保証するのに、接続しているサーバー名とSSL認証局で認定されたサーバー名の照合を行います。
ところが、エックスサーバーのSSLは共用SSLのみである為、SSL認証局で認定されたサーバー名は、私が実際に接続しているサーバーではなく、共用サーバー名となってしまい、「サーバー名の照合に失敗した」とワーニングがでてしまうのです。
でも、POPパスワード、メール本文、添付ファイル等の暗号化はされているので、余り細かい事は気にしない事にしました。
【悪い】APOPに未対応
APOPなどのメール受信サーバーのパスワードを暗号化する手段を、エックスサーバーでは提供していない為、POP(IMAPも)パスワード傍受を防ごうとすると、POP over SSL を利用しなければなりません。
【悪い】MySQLで使用できる容量が50MB
このページを書くためにエックスサーバーのサービス内容を改めて確認していて気づいたのですが、エックスサーバーで使用できるMySQLの容量って、50MBが目安だって・・・なに!?
全体は3GBもあるのに、DBでは50MB程度しか使えないなんて!
50MBっていったら、3GBの60分の1じゃないですか、そんなわずかなスペースしかDBに使えないってどういう事でしょうか?
5個(X20/X30では8個)使えるMySQLの1個当りの容量だとしても、250MB、依然12分の1です。
ちょっと少なすぎると思うのは私だけでしょうか?
エックスサーバーの説明では、よくある質問(データベース(MySQL))のページに、
※この容量を著しく超過する場合や、DBの負荷が大きい場合は、リソース制限の対象となる場合があります。」
とあるので、50MBしか使えないように容量制限がかかっている訳ではなさそうですが、そうは言っても制限対象になったら大変だし。これは要注意事項ですね。
全般的な評価
悪かったことに述べた3点も、契約してみて初めて判った事というよりも、私がホームページの説明をちゃんと見ていなかったり、理解していなかった事が原因であるので、「騙された」とか言うような話ではないですね。
3ヵ月しか使用していないので、まだまだこれから問題点を見つけるのかも知れませんし、たまたま私の契約した共用サーバーが調子いいだけの話かも知れませんが、今のところ私はエックスサーバーを契約した事に非常に満足しています。
今後何か新しい事を見つけたら、良い事、悪い事に関わらず、このサイトで報告したいと思います。
私は自分で使用してみた経験を持って、自信をもって皆さんにお勧めできるサーバーです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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