31st 7 月 2008
プライマリー・メールサーバーの動作確認手順
前回までで一通りの二重化メールサーバーの設定手順をご紹介しました。
しかし、このままではプライマリー・メールサーバー(エックスサーバー)がダウンした時に、セカンダリー・メールサーバー(ハッスルサーバー)にメールが送られるか、実際にその状態になるまで判りません。
そこで、このページでは私の行った二重化メールサーバーの動作確認方法をご紹介します。
動作確認方法概要
■企業などで二重化サーバーを導入した場合や、自宅に二台のサーバーを用意した場合などは、実際にプライマリー・サーバーを停止(パワーオフやネットワークケーブルを外すなど)してみれば、セカンダリ-・サーバーが動作することを確認できるわけですが、本サイトでご紹介した方法では格安(共用)レンタルサーバーを使用しているので、そんなことはできません。
そこで、ここではDNS設定でプライマリーとセカンダリーを入れ替えることによって、セカンダリーにもメールが届くことを確認して、動作確認完了とします。
つまり、現在セカンダリーのサーバーが、それ以上優先度の高いサーバーが存在しない時(実際の運用環境では、プライマリー・サーバーがダウンした時)に、代替のプライマリー・サーバーとして機能することをもって動作確認とするわけです。
それぞれの画像はクリックすると拡大表示され、ドラッグ操作で自由に移動させることができます。再度クリックすると元のサムネイルに戻ります。
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DNS設定反映の確認
■前回までで行ったDNS設定が反映され、有効になったかどうかを nslookup コマンドを使用して確認します。
コマンドプロンプト(またはDOSプロンプト)を立ち上げて、“nslookup -type=mx sothailo.com”(ドメイン名:sothailo.comはご自分のものに置き換えてください)と打ち込み、Enterキーを押しましょう。
以下のような結果が返ってきて、DNS設定が反映されていればOKです。
sothailo.com MX preference = 10, mail exchanger = sothailo.com
⇒ 優先度10の mail exchange サーバーに sothailo.com を設定
sothailo.com MX preference = 20, mail exchanger = mx2.sothailo.com
⇒ 優先度20の mail exchange サーバーに mx2.sothailo.com を設定
sothailo.com internet address = 210.188.201.167
⇒ sothailo.com のアドレスは 210.188.201.167(エックスサーバー)である
mx2.sothailo.com internet address = 219.94.168.194
⇒ mx2.sothailo.com のアドレスは 219.94.168.194(ハッスルサーバー)である
もし、IPアドレスなどが違っていたり、サブドメインが表示されなかったりした場合は、新しいDNS設定の内容がまだインターネット上に反映されていないことが考えられますので、しばらく待ってから再度行ってください。それでもおかしな場合はDNS設定をもう一度確認してみてください。
エックスサーバーのウェブメールで受信箱の状態確認
■これから動作確認で送信するメールが、今エックスサーバーで受信したメールであることを確実にするために、現在のエックスサーバーの受信箱の状態を確認します。
まあ、作ったばかりの受信箱なので、空なはずなんですが。 イージーミスは間違った思い込みから発生することが多いので、思い込みは極力排除して堅実に確認していきましょう。
まずはこちらからエックスサーバーにアクセスして、画面上部にある『WEBメール』リンクをクリックしましょう。
■WEBメール用のログインページが表示されますので、設定したメールアドレス、パスワードを入力し、自分のレンタルサーバーが収容されているサーバーを選択して、『ログイン』ボタンをクリックしましょう。
■WEBメールのメニュー画面が表示されますので、画面右側にある『ウェブメール』リンクをクリックして、ウェブメール機能にアクセスしましょう。
■最初に受信箱が表示されると思いますので、受信箱が空であることを確認します。
もし何らかのメールが既にあるようでしたら、現在の件数を覚えておいて、これから送信する確認用メールが新しく受信したメールであることを確認できるようにしておきましょう。
ハッスルサーバーのウェブメールで受信箱の状態確認
■エックスサーバー同様に、ハッスルサーバーでも受信箱の状態を確認しておきます。
まずはハッスルサーバーにアクセスして、トップページの左側にある『ウェブメール』リンクをクリックしましょう。
■WEBメール用のログインページが表示されますので、設定したメールアドレス、パスワードを入力し、自分のレンタルサーバーが収容されているサーバーを選択して、『ログイン』ボタンをクリックしましょう。
■最初に受信箱が表示されると思いますので、受信箱が空であることを確認します。
もし何らかのメールが既にあるようでしたら、現在の件数を覚えておいて、これから送信する確認用メールが新しく受信したメールであることを確認できるようにしておきましょう。
プライマリー・メールサーバー(エックスサーバー)へ確認用メールの送信
■今使用しているメールアドレス/メールクライアントから動作確認用に作成したメールアドレス xtaro@sothailo.com へ確認用メールを送信しましょう。
この時点では最初に設定した通り、エックスサーバーがプライマリー・メールサーバーとなっているので、ここで送信したメールはエックスサーバーのメールボックスに届くはずです。
■メールを送信し終わったら、エックスサーバーの受信箱を確認しましょう。
先程のエックスサーバーのWEBメールページを表示して、『受信箱』リンクをクリックして、メール一覧を更新しましょう。
■下図のように、今送信した確認用メールが表示されれば、プライマリー・メールサーバーとしてのエックスサーバーが正常に動作していることの確認が取れました。
もし、すぐに表示されなくても、ネットワーク上で多少遅延していることも考えられますので、しばらく待ってから再度確認してみましょう。
■念の為、一応メール本文の方も確認してみます。
問題はないですね。
■届いていないはずですが、一応ハッスルサーバーの受信箱も確認してみましょう。
先程のハッスルサーバーのWEBメールページを表示して、『受信箱』リンクをクリックして、メール一覧を更新しましょう。
■届いていないですね。これで正常です。
これでプライマリー・メールサーバーにメールが届くことが確認できました。
次回
■動作確認はまだ途中ですが、長くなりますので、今回はこの辺で終わり、次回に続きをご紹介します。
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