21st 9 月 2008
二重化メールサーバーに対するメーラー設定
今回から数回に渡って、格安レンタルサーバーで構築した二重化メールサーバーに対するメーラー(メールクライアント)の設定方法をご紹介します。
ただし、これはあくまで、「私だったらこう使う」という一つの設定例です。
二重化メールサーバーの問題点
本サイトでご紹介している二重化メールサーバーは、相手が送信したメールを確実に受信できることを目指したものであり、メーラー側での快適性には考慮していませんでした。
そのため、POP3に接続するメーラー使用時には以下のような問題が発生します。
- メールサーバーが2つ存在するため、受信操作を2回行わないといけない
- メーラーによってはアカウント毎に受信用フォルダーが別れてしまう
- プライマリー・サーバー ダウン時には、SMTPサーバーを手動でセカンダリーに切り替えなくてはならない
Webメールや IMAP4 を使用する場合は、現状2つのサーバーに順次アクセスするしか手がない様に思います。
なにか、解決方法が見つかったら、本サイトでご紹介します。
人気ブログランキングに参加しています。
問題解決方法
本ページ以降では、いくつかのメーラーに下記内容を自動処理する様に設定する事によって、上述の問題1、2の解決を図る方法をご紹介します。
- プライマリー・セカンダリーからの受信を、一度の操作で同時、もしくは順次行う
- プライマリー・セカンダリーから受信したメールを同じフォルダーに自動格納
なお、問題3 に関しては、解決できるソフトウェアに心当たりがないのと、送信は大抵手動で行うため、送信失敗に気がつき、簡単に対応できると考え、運用でカバーする事とします。
ご紹介予定のメーラー
本ページ以降、下記メーラーの設定方法をご紹介するつもりです。
- QMAIL3
- Outlook Express
- Outlook 2003
- Thunderbird
- Becky! Internet Mail
他のメーラーに関しても取り上げて欲しい、
またはこんなことをしたいけど、どう設定したら良いか、
などのご要望があれば、お気軽にコメントやメールでご連絡ください。
メーラーの種類によってはご紹介できないものもありますが、できる限り画像付きで詳しくご紹介したいと思います。
QMAIL3
では、さっそくQMAIL3の設定方法をご紹介・・・といきたいところですが、恐らく皆さん「QMAIL3ってなに?」って感じじゃないかと思います。
なので、ここではとりあえず QMAIL3 を簡単にご紹介します。
QMAIL3 は Windows と Windows Mobile 両方で動作するメーラーで、他のメーラーにと大きく異なる点として、メールの検索や振り分けを行う条件指定に独自のマクロを使用できます。
この特色により、他の一般的なメーラーに慣れていると取っつきにくい面もありますが、ひとたび慣れれば非常に柔軟できめ細かい処理を行える高機能メーラーです。
その他にも、以下のような特徴があります。
- POP3, SMTP, IMAP4, NNTP, RSS, Atomをサポート
- 各種認証(APOP, SMTP認証)のサポート
- SSL/STARTTLSのサポート
- S/MIMEのサポート
- PGP/GnuPGのサポート(Windows版のみ)
- HTMLメール表示機能
- マクロを使用した振り分け、色づけ、フィルタ機能
- テンプレートを使用したメッセージの表示、編集機能
- namazu, Hyper Estraierと連動した全文検索機能(Windows版のみ)
- 学習型スパムフィルタ(Windows版のみ)
- カスタマイズ可能な画面表示、メニュー、キーアサイン、ツールバー
QMAIL3を使用している理由
私が好きだから、という一言で終わらしてしまっても良いのですが(笑)、それでは説明になっていないので、ちゃんと説明します。
私はかねてからメーラーの機能に満足できず、複数のメーラーを取っ替え引っ替え使っていました。
それが、1年ほど前に QMAIL3 を見つけ、それが私の希望に沿うものだったので、現在はそれを使っています。
私のメーラーに求める条件をご説明します。
- 私のメーラーに求める条件
- マルウェア(悪意あるソフトウェア、ウィルスやワームなど)に強い
- HTMLメールの表示有無を選択可能
- 独自のアドレス帳を使用
- 検索フォルダーを保存できる
- 出来れば、PCとPDAの両方で動作する
- スレッド表示、1メール毎に独立ウィンドウで表示可能、
特別にマルウェアに強いメーラーを探しているわけではないのですが、大手メーカーの有名メーラーはとかくマルウェアの標的になりやすいので、それを避ける意味でそれほど有名ではないけれど、しっかりしたメーラーを探していました。
上のマルウェアとも関係ありますが、HTMLメールは危険なコードを混入される可能性があるし、ネット上のコンテンツを見せようとする場合もあるので、デフォルト設定でHTMLを表示しないものが良いです。
更に、メーラーを標的としたマルウェアは、Windows標準、もしくは Outlook のアドレス帳データを盗み出そうとしたり、そこに記録された人々に迷惑メールを送ろうとするものがあるので、独自のアドレス帳を持っていて、Windows標準などのアドレス帳を使用しないものが良いです。
メールをフォルダー分けして管理するメーラーはごく一般的ですが、それだと1つのメールは1つのフォルダーにしか分類できません。
1つメールが属するカテゴリーは1つだけとは限らないので、仮想フォルダーに条件だけ設定して、メール本体は受信箱などに存在しつつ、条件にあった仮想フォルダーで見えるのが良いです。
私はイー・モバイルの PDA、EM・ONE を使用しているので、EM・ONEでも同じ操作感で使えるメーラーが良いです。
まあ、ごく基本的なメーラーの機能ではあるんですが、過去においては出来なかったメーラーもあったので、今もチェック項目になっています。
これらの条件を備えたメーラーが QMAIL3 だったのです。
Thunderbird も条件を満たしているのですが、今や Thunderbird も充分大手に思えるため、私は使用を控えました。
しかし、Thunderbirdの仮想フォルダーは秀逸ですので、QMAIL3を見つけていなければ、多分Thunderbirdを使用していたと思います。
QMAIL3 の更に詳しい内容を知りたい方、ダウンロードしたい方は、こちらからどうぞ。
QMAIL3 ホームページ
また、本家以外にも、こちらに QMAIL3 のさまざまな有効情報が公開されています。
QMAIL3 まとめサイト
次回
こんなところで、本ページは終わりとしまして、次回は具体的な二重化メールサーバーに対する QMAIL3 の設定方法をご紹介します。
しばし、お待ち下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
::この情報が役に立ったらクリックをお願いします。。

![ブログ専用アフィリエイト-Adgger[アドガー]-](http://www.adgger.jp/img/bnr/bnr_adgger02.gif)
![完全成果報酬型SEO対策-WEB CREATION[ウェブクリエーション]-](http://www.adgger.jp/img/bnr/bnr_vveb01.gif)
コメント